2017-04-05から1日間の記事一覧

個人と会社の違い 図解雑学ドラッカー経営学 ナツメ社 藤屋伸二著から 

個人で経営するということは、営業も事務も企画もすべて自分でするということだ。 逆に会社の経営は、複数の人が仕事を分担して行うことが特徴だ。営業は山田さんに任せ、事務は橋本さんにまかせ。。。というふうに分担することができる。 分業するというこ…

茂木健一郎氏の連続ツイート 本質と論理性を貫く破壊的イノベーションから

破壊的イノベーションは、本質と合理性の容赦ない追及の結果として起こる。つまり、思考や行動は純粋なのであり、その際に、既存のシステムに対する配慮やしがらみの尊重を一切しない、ということが肝心である。(茂木氏のツイートから) 上の言葉について具…

準拠集団論

準拠集団論とは人間は自分の置かれている個人の状況と、ほかの人間や集団の状況とを比べることによって、自分は恵まれていると感じたり、惨めだと思ったりする。ということである。 この比較準拠集団論について、具体的に考えていく。 ところで、先日カルト…

社会的なことの独り歩き

社会的なこととは、社会的抽象的なことだ。例えば、国家、団体、家族、理念、宗教、道義、義理、主義、思想、学説、道徳、しきたり、規則、約束、雰囲気などだ。 それら社会的なことは、生身の個人の具体的な事情に合わせて、形作られる。例えば、義理は、人…

「一を聞いて10を知る」ではなくて「1を聞いて10の理由を考える。」

「一を聞いて10を知る」ではなくて「1を聞いて10の理由を考える。」(正垣泰彦 最ゼリア社長) 本書では、正垣社長のこの言葉について、3つの要点が挙げられている。 □売れているものを見つけたら、その理由たら徹底的に考え抜く。 □自分の好み(主観)を排…

純生産と投入労働 図解雑学マルクス経済学から 松尾匡著

麦しかない世界で。麦を8万個作るのに労働時間は2400万時間必要だ。さらに、麦一万個につき、麦4万個分のタネが作れる。 2400時間かけて作った麦8万個のうち、少なくとも2万個は次の種まきのときのために置いておかなければならない。なぜなら、同じ生産量生…

図解雑学ケインズ経済学 松尾匡著 ナツメ社から 総需要曲線ってなんだ?

本書に出てくるキーワードに総需要曲線と総供給曲線いうものがある。そのうちの、総需要曲線について、具体的に考えていく。 総需要曲線とは総需要関数を図示したものだ。 総需要関数とは総需要価格=Dと、労働雇用量=Nからなり、D=f(N)だ。 総需要価格とは…