固定的な生産手段がある場合の純生産と投入労働の関係

自動車工場を設立するのに、2000万時間の労働を費やした。ここで、自動車工場は固定的な生産手段である。この自動車工場では1000万時間の労働で、自動車1000台を生み出すことができる。この、1000台が純生産だ。次の年も、その次の年も、そのまた次の年も、…

問い連打

イデオロギー・・・人間の行動を決定する、根本的なものの考え方。政治思想。社会思想。 ドグマ・・・宗教・宗派における教義。教条。 問い連打 日本の不況って具体的にどういうことか?なぜ日本は不況が起こったのかイデオロギーと不況の関係は何か?なぜ人…

情報論的に言えば、予想できることの情報量は少ない。予想できないような意外なことの方が、情報量は多い。だから、周囲の空気に合わせた行動は、そもそも情報量が少ない。空気を読んで、敢えてその流れとは違ったことを言ったり、行動したりすると、その情…

問い連打

肯定・・・そのとおりであることを認めること。また、積極的に意義を認めること。論理学で、ある命題の主語と述語の関係が成立すること。また、その関係を承認すること。 否定・・・そうではないと打ち消すこと。また、非として認めないこと。論理学で、ある…

問い連打

具体・・・現実に存在すること。それぞれの実態のある明確なありかた。 抽象・・・物事のある性質や側面をとらえ、ほかの物との共通性をとらえること。 問い連打 具体とは具体的に何か 抽象と具体の関係は何か?人はなぜ語るのか?人はどのようにして語るの…

近代と前近代の違い

近代・・・近頃の時代。おおむね封建社会の後の資本主義の段階をいう。 前近代・・・近代以前の段階であること。 この二つのキーワードに関して、問いを列挙していく。 近代化は合理化でもあるらしい。では、昔の人は合理的ではなかったのか?昔の人の知性の…

他人の思考をまねる 名経営者の至言 日経ベンチャー編から

デッドコピーを繰り返すことで、独学なら10年かかって会得するような設計の神髄を短期間で自分のものにできる。(酒巻久 キャノン電子社長) 本書では次の3つを要点として挙げている。 □一流の思考をまねることは、自分を成長させる近道である。 □中途半端に…

辞書を使って説得力を持たせる 名経営者の至言から

人と人との依存関係とは

人との人との依存関係とは、お互いの欲求を満たすためにお互いに労働し会うことだ。 例えば、ある自動車産業が盛んな街で考えて行く。ある街では、自動車がAさんによって作られ、Bさんに譲られる。BさんはCのために魚を取り、CさんはAさんに料理を作る。とい…

変数とは

認知的不協和の低減

弟が受験に失敗した。母は、公立高校至上主義とも言える考え方を持っている。公立高校だけが絶対的で、私立校生は徹底的に否定されなければならないと言う考え方だ。これは具体的に言うと、賢いのは、公立高校生、かっこいいのも公立高校生、就活で企業も公…

考えることを怠らない 名経営者の至言 日経ベンチャー編から

誰に教わったわけでもなく、「こうしたら性能が上がるんじゃねえか」「あれとこれを組み合わせたらよくなるんじゃねえか」と考えた。 手先が器用だからできたのではなく、あれこれ考えるのが好きだった。 (岡野雅行 岡野工業代表社員) 本書では次の三つを…

ドラッカーの経営学の理論はどのようなことに当てはまるか? 図解雑学ドラッカー経営学 藤屋伸二著 ナツメ社から

マネジメントは、すべての組織に適用される。さらに、マネジメントは対象によって使い分ける。と本書にはある。それは具体的にどういうことか?考えていく。 マネジメントとは、共通の目的、共通の価値観、適切な組織構造、適切な教育訓練で、様々な組織が成…

純生産と投入労働の関係 図解雑学マルクス経済学 松尾匡著 ナツメ社から

もしも、世界に食べ物がなくて、人間は物語を食べて生きていくとしたら。この、ファンタジーな場面を設定して、純生産と投入労働の関係について、考えていく。 物語100万紙分を捨てるにつき、そのショックにインスピレーションを受けて人類は400万紙分の物語…

総供給価格について、具体的に考えていく。 総供給価格(Z)とは、企業がその労働雇用量を提供するのに要求する最低の総売上金額の事です。つまり、これだけ人を雇うときには、これだけの売り上げが最低なければならないという大きさです。 つまり、100人雇…

名経営者の至言 日経ベンチャー編から 数字の意味を考える。

数字を単に眺めるだけでなく、「なぜ、この数字なのか?」を考える。すると今までに見えなかったことが見えてくる。(南場智子 ディー・エヌ・エー社長) 本書ではこの至言について次の三つのポイントを挙げている。 □仕事のハードルを越えるヒントは数字に…

個人と会社の違い 図解雑学ドラッカー経営学 ナツメ社 藤屋伸二著から 

個人で経営するということは、営業も事務も企画もすべて自分でするということだ。 逆に会社の経営は、複数の人が仕事を分担して行うことが特徴だ。営業は山田さんに任せ、事務は橋本さんにまかせ。。。というふうに分担することができる。 分業するというこ…

茂木健一郎氏の連続ツイート 本質と論理性を貫く破壊的イノベーションから

破壊的イノベーションは、本質と合理性の容赦ない追及の結果として起こる。つまり、思考や行動は純粋なのであり、その際に、既存のシステムに対する配慮やしがらみの尊重を一切しない、ということが肝心である。(茂木氏のツイートから) 上の言葉について具…

準拠集団論

準拠集団論とは人間は自分の置かれている個人の状況と、ほかの人間や集団の状況とを比べることによって、自分は恵まれていると感じたり、惨めだと思ったりする。ということである。 この比較準拠集団論について、具体的に考えていく。 ところで、先日カルト…

社会的なことの独り歩き

社会的なこととは、社会的抽象的なことだ。例えば、国家、団体、家族、理念、宗教、道義、義理、主義、思想、学説、道徳、しきたり、規則、約束、雰囲気などだ。 それら社会的なことは、生身の個人の具体的な事情に合わせて、形作られる。例えば、義理は、人…

「一を聞いて10を知る」ではなくて「1を聞いて10の理由を考える。」

「一を聞いて10を知る」ではなくて「1を聞いて10の理由を考える。」(正垣泰彦 最ゼリア社長) 本書では、正垣社長のこの言葉について、3つの要点が挙げられている。 □売れているものを見つけたら、その理由たら徹底的に考え抜く。 □自分の好み(主観)を排…

純生産と投入労働 図解雑学マルクス経済学から 松尾匡著

麦しかない世界で。麦を8万個作るのに労働時間は2400万時間必要だ。さらに、麦一万個につき、麦4万個分のタネが作れる。 2400時間かけて作った麦8万個のうち、少なくとも2万個は次の種まきのときのために置いておかなければならない。なぜなら、同じ生産量生…

図解雑学ケインズ経済学 松尾匡著 ナツメ社から 総需要曲線ってなんだ?

本書に出てくるキーワードに総需要曲線と総供給曲線いうものがある。そのうちの、総需要曲線について、具体的に考えていく。 総需要曲線とは総需要関数を図示したものだ。 総需要関数とは総需要価格=Dと、労働雇用量=Nからなり、D=f(N)だ。 総需要価格とは…

茂木健一郎氏の連続ツイートから

名経営者の至言から

本書で挙げられている三つの事柄について、具体的に考えて行く。 □自分のやり方にこだわっていると、成長の限界に突き当たる。 □仕事がうまくいかない時は、一時的な問題か、構造的な問題かを検証する。 □構造的な問題があるならば、やり方を変えるべきであ…

社会的なことの一人歩き

図解雑学シリーズ 経営学

経営とは何かについて具体的に考えて行く。 経営とは事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること。(デジタル大辞泉) 例えば、りんご農家さんで考える。 事業目的は質のいいりんごを送り出すこと。その…

茂木健一郎氏のツイート 脳何でも相談室から

今の様子を、「これはこれでありがたい」と受け入れるところから、いろいろなことが始まっていく (茂木健一郎氏のブログから) この言葉について、具体的に考えていく。 私の例を挙げる。私は一人でいることが多い。私は友達が少ない。たまに、大学の知り合…

人生は火のついたロウソクと思って生きる 名経営者の至言 から

人生は火のついたロウソクのように生きる(井上英明 パークコーポレーション社長)の言葉について具体的に考えていく。 例えば、学問をするものが、人生の起源は無限であると思っていたら、いま、この時こそ、研究すべき時だとは思わないだろう。人生が無限…

図解雑学ケインズ経営学 から

利益は企業にとって、水であり空気である。というたとえが本書に書かれてあった。それについて、具体的に考えていく。 もしも、会社に利益が上がらなかったら、事業の質や量は落ちることになる。投資ができないからだ。企業にとっての目的は、潜在需要を顕在…