個人と会社の違い 図解雑学ドラッカー経営学 ナツメ社 藤屋伸二著から 

 個人で経営するということは、営業も事務も企画もすべて自分でするということだ。

 逆に会社の経営は、複数の人が仕事を分担して行うことが特徴だ。営業は山田さんに任せ、事務は橋本さんにまかせ。。。というふうに分担することができる。

 分業するということは任せるということであり、任せるということはその人を信頼するということだ。人に信頼されているとき、人は余人をもっては代えがたい能力の開発を始める。と、内田樹という思想家は言う。

 つまり、会社はお互いにお互いの仕事を補完しあうことで高いモチベーションを生み出すシステムでもある。