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考えることを怠らない 名経営者の至言 日経ベンチャー編から

 誰に教わったわけでもなく、「こうしたら性能が上がるんじゃねえか」「あれとこれを組み合わせたらよくなるんじゃねえか」と考えた。

 手先が器用だからできたのではなく、あれこれ考えるのが好きだった。

 (岡野雅行 岡野工業代表社員

 本書では次の三つを要点として挙げている。

 □卓越した技の裏側には、「考え抜いた理屈」が隠されている。

 □人から教えてもらわないと前に進めないようでは、進歩することは絶対にない。

 □考えることは、「その他大勢」から抜け出すための最大の武器である。

 

 考えることで抜け出せる「その他大勢」とはどういうありかたか、具体的に考えていく。

 

 僕は、虎の威を借る狐だ。僕はよくM氏のツイートをよく見る。M氏は僕にとって、虎だからだ。だから、僕はM 氏の考えを我が物顔で家族にぶちまけたりする。「こういう時は、おれはこうしたらいいと思うんよ。」といって、威張る。こんな考え方ができる俺ってすごいだろ!!!と優越感に浸る。そして、家族がそれに異を唱えるとめちゃ怒る。自分が頼りにする虎(M氏)的なありかた

以外は許せないからだろう。さらに、M氏がもしかして、間違っているのかも、と考えたら不安になるからでもあるだろう。これだけさんざんM氏の威光にたよって威張り散らしておいて、M氏の発言は権威ではないM氏は虎ではないということになると、キツネはびっくりだ。

 僕は、よくネットサーフィンをする。M氏に親和性の高い事柄を血眼になって探している。キツネは自分のバックについているのが、本当にトラなのかどうかということにとても気を遣う。だから、なるべく多くの人の、支持を得て、それが虎(権威)であるということを、確信したいのだ。権威から堕落する恐怖が彼の行動をある傾向に制約している。

 こうして、考えることで、少なくとも、今自分が置かれている状況や自分がどういう論理に従って行動しているかがわかる。そうすることがブレークスルーの必要条件であるとしたら、考えることは大勢(キツネ的在り方)から抜け出す糸口になるということだろう。