シンプルに考える 名経営者の至言 日経ベンチャー編から

 ◇ビジネスの基本は単純化すること(斎藤正勝 カブドットコム社長)

 本書では次の3つを要点として挙げている。 

□仕事を単純化して考えれば、効率は格段に上がる。

□最小の努力で最大の成果を上げる方法を見つける。

□単純化するためには、本質を考え抜く必要がある。

 

 この至言について具体的に考え行く。

 例えば、エッセイなどを書いているときも一つのエッセイに伝えたいことをいくつも盛り込んでしまうと、書いているうちに混乱する。だから、一つのエッセイで書くことは一つにするように決める。例えば、文章にしても今日起こった出来事と、それへの考察を一度に織り交ぜるのではなく、二つの文章に分けてみるとわかりやすくなる。

 例;今日友達と話しているときに無理して、付き合っていたが、それは相手からを待ち、相手とずれることを恐れる僕の性格に原因がある。

→今日友達と話しているときに無理をして付き合ってしまった。その原因は僕の性格にある。というのは、僕は相手がどう出るかわからないうちは自分から行動を起こせない。さらに、その状態のとき、道理に反していることでもやってしまう。

 

 このように、文であっても一つの文章に伝えることは一つと単純化するとリーダブルだ。