マクロ経済学の役割

 マクロ経済学の役割の一つは国の経済の状態を明らかにすることだ。その方法について具体的に考えていく。

 その、判断の道具としてGDPがある。GDP・・・Gross Domestic Prodact  国内総生産、一国全体の所得の合計。

 ①、過去、そして、未来つまり予測のGDPと現在のGDPを比べて判断する。

 ②、地域や国同士を比べて判断する。

 

 国内総生産の実質成長率の推移(国際比較)のグラフ

 例えば、上の資料では実質成長率が2009年にどの国も下がっている。前年と比べると、その差は大きい。このことから、何か大ごとが起こっていることはわかる。

 2012年のイタリアと日本を比べると、イタリアは成長率が下がり気味であることがわかる。国内に問題を抱えているのだろう。

 

 このように、時間と場所の違う事柄同士を比較の対象して、現状を認識する方法がある。、