空気使いになる 茂木健一郎氏の連続ツイートから
他人がいると、どうしても問題は難しくなる。そうではなくて、自分自身で、自分が置かれるべき「空気」、「文脈」を設定して、その中で行動する、というようなことを、ふだんから遊びとしてやっておけばいいのである。
http://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8331094.htmlから
このことについて具体的に考える。
例えば、普段状況に合わせて行動しない慣習の人間関係がある。例えば、ベンチでずっと与太話を熱くなっても疲れてもし続けてしまう関係だ。そのような傾向があっても例えば、授業中は状況に応じて動いて見る。例えば、授業中先生が質問を求めた時にその呼びかけに応えられるように問いをいくつか立てておくとか。そのようなことをする。
文章にして論理の正しさを確認する 名経営者の至言 日経ベンチャー編から
◇文章を書くことは、自分の考えの整理なる。文章力だけでなく、論理性の訓練にもなる。 (松本大 マネックス証券社長兼CEO)
本書では次の三つの要点を挙げている。
□いやいやながら書いている日報などでも、実は思考力を磨くトレーニングになる。
□相手を納得させる文章を書くには、結論、構成、表現を考え抜く。
□「何が言いたいのかわからない」といわれたら、思考が論理的でない証拠だ。
では、論理的な文章を実践する。
「序論」→「本論(論証)」→「結論」方式で文章を取り上げる。
人は抽象的な基準に照らして、現実の出来事を評価する。例えば、サークルに属しているならば、サークルの企画には参加しなければいけないという規則もそうだ。この規則を基準として評価すると僕は基準からずれた言動をしていることになる。
僕は、このような物事の判断の基準となる規則などは大いに疑い必要があれば修正を加えていくべきだと思う。
例えば、僕がサークルを休むのは、前回の活動で企画が目的にかなっていないと思っていて、それをうまくいえなかったことを引きずっているからだ。なぜ、それが言えなかったかというと僕の個人的な問題も大きい。自分の感情を抑えないといけない。他人もそれをしなければ自分を責めるはずだと僕はおもいこんでいる。だから、ぼくは自分の感性を否定して生活することが多い。例えば、コンビニのレジでおつりが足りなかった時も、足りないなという疑問を抑えて、黙って帰ってしまった。友達とベンチに座っているときも、暑いなと思っていたのに、座り続けた。大学の授業も友達と近くで受けたかったけど、遠くで受けた。今回のサークルを休むケースには僕の個人的な要因は大きい。しかし、サークル自体が問題を抱えている可能性も高い。例えば、活動時間が長いとか、与太話で時間を長引かせているとか、意見に対して府寛容な傾向があるとか。そのように、サークルを休むことに限ったことではないが、人の行動には必ず原因がある。そう考えると、サークルを休むのは、あいつがいけないと決めつけるのでは、自分たちの欠点や問題を見えなくしてしまう可能性がある。だから、なぜ、そういうことが起きるのか?その原因は何か?どういう状況がそのような出来事を引き起こしたか?を考え抜くことが大切だ。
もとのサークルを休むのはだめなことだ。を修正して、サークルを休むという出来事が起こるということは、なにか組織または個人が問題をはらんでいる可能性があると書き換える。
理由を様々なことに照らして、考えていくことで、自分の採用する抽象的な基準は現状に合わせて柔軟に書き換えていくことができる。
結果の度合いを知る 図解雑学ドラッカー経営学から
事業の結果の度合いを知るには次の5つの尺度を利用する。
□自社の過去と比べてどうか
□目標と比べてどうか
□競合他社と比べてどうか?
□業界の最高と比べてどうか??
□他業界を含む優良企業と比べてどうか?
これを、僕のShort Noteというエッセイ投稿サイトでの活動に照らして、具体的に考えていく。
僕の記事は今の僕の現状を記述したものと、こうしたらいいという提案とに分かれている。こうしたらいい問う提案は抽象的なものになっている。
僕は、記事を読んでくれた人の日常生活や知性の豊かさの助けになることを目標としている。提案が抽象的だと、実際の日常生活に適応しにくい。だから、なるべく具体例を多く使っていくことにする。
他人の記事は起こった出来事の記述を行っている。また、コメント欄でのやりとりも盛んだ。
最も、評価を受けている人もコメント欄でのやりとりが盛んだ。ネット上での知り合いもいるらしい。記事の内容はその日の出来事の記述を写真を交えて行っている。
例えば、有名人のブログで、茂木さんのブログなんかは、毎日定期的に更新されている。
この五つの尺度で物事を比べてわかったことは、自分は抽象的なことを書くことが多いことだ。
そして、より高い評価を受けているユーザーはコメント欄でのやりとりが多いことが挙げられた。
もしも世界にパンと小麦しかなかったら 図解雑学マルクス経済学 松尾匡著 ナツメ社から
「小麦」二万石と労働2400時間につき、「小麦」総生産量は8万石だ。そのうち、二万石は「種もみ」として再投入する。また、1万石は「パン」1000個の原料として、投入される。
整理すると「小麦」1万石の純生産のために労働400万時間が必要だ。また、「パン」1000個のために労働100時間が必要だ。
茂木健一郎氏の連続ツイートから 空気は変えることもできる
周囲に合わせて、目立たないようにしているのが、良い、とされているコミュニティに、ある人が来て、自由に表現することのたのしさ、よろこびを自然に発していれば、やがてコミュニティ自体の雰囲気が変わるということはある。
また、あるふるまいのミームは、空間や時間の限定を超えて、思わぬ遠くに共鳴者を見出すことがある。一気にあるコミュニティが変わるというよりは、ぽつ、ぽつとネットワークの中で変化が起こってくる。
(茂木氏ツイートから引用)
上の2つの言葉について具体的に考えていく。
僕のサークルを例に挙げる。僕のサークルではたまに、道理に合わないことが起きる。目的と企画内容が異なることだ。しかし、みな何事もなく取り組む。僕は、本来の目的を支持していたし、それにかなった企画にするべきだと思っていた。
しかい、そのことをうまく伝えられずに苦しくなって、サークルをぽつぽつと休むようになった。このときの、目的と企画がずれていること、さらにそれを無視するという言動その在り方が今の僕のサークルの空気だといえる。こんなときに、具体的に行動して、提案できたならば、少しは状況つまり、空気は変わるだろう。
さらに、具体的に振る舞うことで、現状に応じて行動することを、思わぬところで誰かが見てくれているかもしれない。例えば、サークルの活動などを通じて、その在り方に共感してくれる人がいるかもしれない。その共感は時間や場所を超えて起こり、新しいつながりを作るかもしれない。
本質を突いた書物を繰り返し読む 名経営者の至言 日経ベンチャー編から
本質・・・あるものを成り立たせている根本的な性質。それが欠けてはその者が成り立たない本性。
毎年決まった本を繰り返し読む。情報を得るためでなく、自分を磨くための鍛錬である。自分の日ごろの言動や社会の状態と照らし合わせながら、一行づつゆっくりと読む。(井上英明 パーク・コーポレーション社長)
本書ではこの至言に対して、次の三つの要点を挙げている。
□何度開いた本でも、本質を突いた書物は、読み返すたびに発見がある。
□「これはいい」「気になる」と感じた理由を考え、自己分析を深める。
□何度も読み返したくなる本と巡り合えるほど、たくさんの本を読む。
□「これはいい」「気になる」と感じた理由を考え、自己分析を深める。のことについて、具体的に考えていく。
説得するときは具体的に伝える。つまり、相手の身体感覚に訴える。体験してもらう。
脳はノイズをカットして受け付けない。いくら、理屈で説得しても応じない時が人にはある。例えば、僕のサークルでいうと、いくら、今の企画の現状や、それが目的からずれていることを言っても、こうしたら目的に沿うと提案しても、かれはぽかんとしている。彼にとって、今の在り方こそが肯定されるべきすべての物だから、それと異なる在り方は彼の脳の検閲に引っかかってはじき出される。しかし、体は違う。身体感覚を伴って体験した事柄はその体感はからの身体にとどまり続ける。そして、純分に熟考される。だから、身体に伝える。具体的には提案があるならばすでにそれを実現している状態が望ましい。その提案が彼らの在り方と異なればそれは必ず排除されるから、実現して、しばらくするまで相談してはならない。一度、排除されると脳に免疫がついて、次はもっと難しいくなる。
僕は、なぞなぞやなぞかけをツイッターで発信する計画を立てている。その企画は、水面下で進行している。具体的に形として提示できるまで、堪える。